施工事例 その1   横葺き屋根

横暖ルーフきわみ   重ね張り工法

この屋根は、横暖ルーフきわみ、㈱チューオーの金属屋根です。

屋根材は、ガルバリウム鋼板で、硬質ウレタンフォーム(断熱材)を、一体成型してあり、断熱性に優れ、冬は暖かく、雨音も軽減します。

表面塗装は遮熱塗装で、夏は涼しく、一年を通じて快適です。

金属屋根は大変軽量に出来ているので、既存屋根をそのままに、重ね葺きも出来ます。

葺き替えた場合は、屋根重量を軽くし、耐震性能もアップします。

既存の屋根は、雨漏りもひどく、古い

カラーベスト屋根です。

この家の屋根は、カラーベストでの施工は出来ない、緩い屋根勾配なのに葺いていて、無茶な工事をされていました。

既存カラーベストは、アスベストを含んでいるタイプで、解体処分費もかなり掛かるので、重ね張り工法にしました。

屋根勾配が緩いので、下葺き材は普通のルーフィングではなく、片面粘着のゴムルーフィングを使いました。

役物まわり、壁際なども、きれいに立ち上げて張っています。

本体ビス留めのため、野地板下の垂木に、しっかり留める様にしています。

役物の捨て谷を、取り付けて、屋根本体を、垂木に留めます。垂木を探すのが面倒で、下地の野地板だけに、留める施工業者も、たくさんいます。

自社の工事では、垂木留めで、台風が来ても、心配いりません。

役物のケラバ、壁際、棟まわりも、立ち上げ加工し、防水シーラーを張ることで、

台風などの雨の吹きぶりでも、雨漏りの心配もありません。

棟の材木は、防腐処理済みを使っています。


既製品の役物では、水仕舞が悪いので、同じ板をメーカーから取り寄せて、

加工しました。

細かな部分も、しっかり、施工しています。